Cookieレスのデジタルマーケティングを変革する 〜PRECOG Baseが実現する新時代の計測基盤〜
- Cookie
- 1st party data
- データ活用
- Precog
- 広告効果計測
デジタルマーケティングの高度化が進むなか、企業は重要な転換点を迎えています。プライバシー保護の観点から3rd Party Cookieの取得・提供を制限する動きは、法規制とブラウザ規制の両面で加速しており、従来型のデータ活用手法は大きな変革を迫られています。 近年、このCookieレス環境への対応として、Conversions API(CAPI)※1を活用した計測補完ソリューションの導入が、企業のマーケティング活動における新たなスタンダードとなりつつあります。プライバシー保護と広告効果測定の両立が求められるなか、特に計測精度の維持やターゲティングの最適化において、効果的な対策が急務となっています。 このような環境変化を見据え、セプテーニは2021年より、サーバー間連携計測(S2S計測)※2の基盤構築パッケージPRECOG Baseを提供してまいりました。計測精度の向上により、導入案件全体でコンバージョン(CV)件数を2週間で平均17%増加※3させることに成功し、企業のデジタルマーケティング活動に貢献しています。 ※1Conversions API(CAPI):Facebook(Meta)などが提供する、サーバーから直接コンバージョンデータを送信するためのAPI。S2S計測を実現する手段の一つです。 ※2 サーバー間連携計測(S2S計測):「S2S」=「Server to Server」の略称。ブラウザやデバイス上のCookieに依存せず、サーバー間で直接データを連携し、広告効果やユーザー行動を計測する方法。PIIデータ(個人識別用情報)などを突合キーとして用いることがあります。 ※3平均17%増加:PRECOG Base導入前2週間の実績と導入から2週間の実績を比較 本記事では、Cookie規制の最新動向とともに、次世代の計測基盤PRECOG Baseが実現する、プライバシー保護と広告効果測定の両立について解説。代理店ならではの実践的な知見をもとに、持続可能なデータ活用の未来をご紹介します。