ポストCookie時代のCRO戦略〜セプテーニ×ミロゴスが実践するLINE公式アカウント活用最前線〜
- LINE公式アカウント
- CRO
- コンバージョン改善
Cookie規制や個人情報保護法の強化により、デジタル広告市場の構造は大きく変化しています。 過去の記事でも解説した通り、特にiOSではリターゲティング広告の配信比率がAndroidと比較して3年間で約82%※も減少しています。 ※当社取り扱いYahoo!ディスプレイ広告におけるリターゲティングキャンペーンのiOS/Android数値より算出 企業が消費者と直接つながることが困難になりつつある今、注目を集めているのが、LINEを活用した新たな顧客接点の構築と育成モデルです。特にLINE公式アカウントは、情報発信だけではなく、双方向のコミュニケーションを実現し、ユーザーとの関係性を深めることのできるプラットフォームです。 デジタルマーケティング企業としての知見を持つ株式会社セプテーニ(以下、セプテーニ)は、LINE公式アカウント×チャットボット施策を通じて化粧品メーカーで10倍以上のCV増加を実現するなど、数々の事例を創出しています。 一方、2018年の設立以来、LINE公式アカウントを活用した企業のマーケティング支援に特化してきたミロゴス株式会社(以下、ミロゴス)は、LINEヤフー社認定の技術支援パートナーとして、「Technology Partner」のコミュニケーション部門「Premier」を3期連続で取得しています。この専門性を活かし、LINE公式アカウントの運用改善によりROAS(※1)約14倍という顕著な成果を上げています。 そして今、この2社が連携することで、従来のリターゲティング広告では対応できなくなった離脱ユーザーへのアプローチにおける課題を解決。広告からCRM(※2)までを一気通貫でカバーする新たな顧客体験価値の創出に取り組んでいます。 本記事では、LINE公式アカウントの活用における最新トレンドと具体的なCRO(コンバージョン率最適化)戦略について、セプテーニの CXソリューション領域 LINE事業部の高柳咲希氏、加藤一氏、そしてミロゴスの千葉萌香氏に話を伺いました。 ※1 ROAS:広告費に対して得られた利益を示す指標 ※2 CRM:Customer Relationship Management(顧客関係管理)