縦型動画とは?メリットや広告の運用方法、活用事例を紹介
- TikTok
- ショートドラマ
- YouTube
- 縦型動画
Septeni FOCUS 編集部
スマートフォンでの動画視聴が当たり前になった今、「縦型動画」は企業のマーケティングにおいて重要な発信手段となっています。
TikTok、Instagramのリール動画、YouTubeショートの普及により、短時間で視聴者の興味を引く縦型動画は、幅広い世代にリーチしやすく、広告やPRにも高い効果を発揮するでしょう。
この記事では、縦型動画の特徴やメリット、広告として運用する際のポイントを分かりやすく解説し、実際の活用事例も紹介します。
※こちらの記事は2025年12月11日時点での情報です。
縦型動画とは

縦型動画とは、スマートフォンを縦に持った状態で視聴しやすいように作られた動画フォーマットを指します。アスペクト比は9:16が一般的で、スマートフォンの画面いっぱいに自然に表示されるため、視聴者が端末を横に回す必要がありません。
スマートフォンでコンテンツを見る習慣が定着した現在、縦型動画は情報を瞬時に伝えるフォーマットとして急速に普及しています。
特に、TikTok、Instagramのリール、YouTubeショートなど、縦型動画に最適化されたプラットフォームの成長により、若年層をはじめ幅広い世代に浸透しました。
短時間で重要な情報やストーリーを伝えられる点が評価され、企業のPR動画、商品紹介、ブランディング、採用活動など、ビジネス用途でも活用が広がっています。
縦型動画の作り方や推奨サイズについては、以下の記事も参考にしてください。
関連記事:縦型動画の作り方とは?最適なサイズやテロップ、編集のコツを解説
横型動画との違い
従来、動画といえばYouTubeの長尺コンテンツや企業PV、テレビ放送などで使用される「横型動画(アスペクト比16:9)」が主流でした。
横型動画と縦型動画の主な違いは、以下の通りです。
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縦型動画 |
横型動画 |
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主なデバイス |
スマートフォン |
パソコン、テレビ |
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主な活用シーン |
・Instagramのリール動画 ・Instagramのストーリーズ ・TikTok ・YouTubeショート |
・YouTubeの長尺動画 ・サブスクリプションサービスでの動画配信 ・テレビ番組の見逃し配信 |
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画面構成 |
縦長(アスペクト比 9:16) |
横長(アスペクト比 16:9) |
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尺の長さ |
短尺(30秒〜1分程度が主流) |
数分〜数十分以上の長尺コンテンツが多い |
縦型動画は視聴者がスマートフォンを片手で操作する前提で作られており、主に30秒〜1分程度の短尺で制作されています。
少ない情報量でも直感的に伝わりやすく、ユーザーは移動中やスキマ時間にサッと視聴できるため、視聴完了率やエンゲージメントが高い傾向があります。
一方で、複雑な情報を丁寧に伝える必要がある場合や、映画・ドキュメンタリーのような没入型のコンテンツは、横型動画が適しているため、目的やターゲットによって使い分けることが重要です。
縦型動画の特徴やメリット

スマートフォンでの視聴が当たり前になった現在、縦型動画はユーザー行動に適した動画形式として注目されています。
TikTokやInstagramリールなどのショート動画文化が広がったことで、若い世代だけでなく幅広いユーザーが縦型動画を日常的に視聴しています。
では、なぜこれほど縦型動画が支持されているのでしょうか。
ここでは、縦型動画の特徴や魅力、企業がマーケティングに活用するメリットを具体的に解説します。
スマートフォンでの視認性が高い
縦型動画の最大の特徴は、スマートフォンでの視認性の高さです。スマートフォン利用者の多くが縦持ちで操作しており、縦型動画はこの自然な持ち方のまま視聴できます。横向きに回す手間がないため、移動中や休憩時間など、わずかなスキマ時間でもストレスなく視聴しやすいのが魅力です。
また、縦型動画は9:16のアスペクト比で画面をほぼ全域に表示できるため、写真や文字情報が小さくならず、視覚的に伝わりやすいというメリットもあります。音声オフでも情報が理解しやすいため、ユーザーが「ながら視聴」しやすい点も評価されています。
SNS・ショート動画との親和性が高い
縦型動画は、SNSを中心にもっとも拡散しやすい動画フォーマットです。
以下のプラットフォームでは、縦型動画が標準形式として採用されています。
- TikTok
- Instagramリール・ストーリーズ
- YouTubeショート
いずれも縦スクロールで次々に動画が切り替わる設計になっており、短時間で多くの動画が流れるUIが特徴です。
縦型動画を投稿すれば、新規ユーザーのフィードに乗りやすく、フォロワー以外にも表示されやすいため、企業の認知拡大や新規ファン獲得に相性が良いと言えます。
視聴完了率が高い
縦型動画の多くは、30秒〜1分ほどの短尺で構成されており、長尺動画に比べて視聴完了率が高い傾向があります。
これは、フルスクリーン表示による没入感と、テンポの良さによるメリハリが影響しています。ユーザーが気軽に「試し見」できるため、その場で離脱しにくく、最後まで視聴される確率が高まります。
また、近年は1〜3分で完結する縦型ショートドラマやシリーズ型コンテンツも人気を集めています。
短時間でもストーリー性のある構成にすることで、継続視聴やシェアにつながりやすく、ブランドのファン化も期待できるでしょう。
関連記事:ショートドラマとは?Z世代に人気の理由やビジネスモデル、成功事例を紹介
関連記事:ショートドラマアプリとは?人気の理由や日本・海外のおすすめを紹介
撮影・編集コストを抑えられる
縦型動画は、比較的低コストで制作しやすい点もメリットです。短尺動画が中心のため、撮影時間や編集工程が少なく済むケースが多く、スピーディーにコンテンツを量産できます。スマートフォン単体で撮影した動画でも十分なクオリティを確保しやすいため、少人数のチームでも運用が始めやすいのが特徴です。
さらに、縦型フォーマットは主要SNSで共通しているので、1つの動画をTikTok、Instagram、YouTubeショートにそのまま使い回すマルチ投稿が可能です。投稿先ごとに動画を作り直す手間を省くことができ、運用コストを大きく削減できます。
縦型動画をマーケティングに活用する方法

縦型動画は1つ作れば複数のSNSに投稿できる汎用性の高いフォーマットです。しかし、マーケティング効果を最大化するには、プラットフォームごとの特徴や違いを理解する必要があります。単純な使い回しではなく、媒体の特徴に合わせた最適化が重要です。
ここでは、TikTok・Instagram・YouTubeショートという3大プラットフォームにおける縦型動画の活用方法や、ショートドラマによるプロモーション手法について紹介します。
TikTok
TikTokは、縦型動画を世界的に普及させたプラットフォームであり、拡散力の高さが最大の魅力です。
おすすめフィードで表示されるため、フォロワーが少なくても動画の質が高ければレコメンドされ、大量のユーザーに表示される可能性があります。TikTokユーザーの約半数は10〜20代の若年層とされています。
しかし、利用者の平均年齢は39.2歳と年々上昇傾向にあり、30代・40代以上の年齢層にもリーチが期待できるプラットフォームとなっています。
TikTokでは以下のような戦略が効果的です。
- トレンド音源やハッシュタグを活用した短尺動画
- 動画冒頭1〜2秒で引き込む構成
- 顔出し・動きのある映像を交えた臨場感のある演出
また、2025年6月に日本でも提供が開始された「TikTok Shop」を組み合わせることで、動画視聴から商品購入までの導線をスムーズに設計でき、EC売上の拡大も期待できるのが魅力です。商品紹介、レビュー、開封動画など、購買に直結する縦型動画を配信する企業が急増しています。
関連記事:TikTok Shopとは?主な機能や始め方、いつ日本で開始されたかについて解説
Instagramはビジュアル訴求に強みを持つSNSで、ブランドの世界観づくりに向いています。
縦型動画には、以下の2種類があります。
【Instagramの主な縦型動画】
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項目 |
特徴 |
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リール動画 |
・最大3分まで投稿可能 ・発見タブやリールタブに露出され、新規ユーザーに届きやすい |
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ストーリーズ |
・最大1分まで投稿可能 ・フォロワーに向けて24時間限定で表示される |
リール動画は新規顧客の獲得、ストーリーズは既存フォロワーへのリーチが基本です。リール広告では3分以上の縦型長尺動画も配信でき、商品紹介・キャンペーン周知など幅広い用途に対応できます。
ただし、Instagramは「インスタ映え」という言葉があるほど、ビジュアルや世界観が重視されるのが特徴です。
マーケティングに活用する際には、以下の点に配慮する必要があります。
- ブランドカラーやフォントを統一する
- トーン&マナーを統一した動画編集を行う
- サムネイルを見ただけでどこのブランドの動画か分かるようにする
特に美容・ファッション・飲食・ライフスタイル系企業との相性が良く、リール動画がバズることで、フォロワー数が大きく伸びる事例も増えています。
YouTubeショート
YouTubeショートは、YouTube内で縦型動画を投稿できる機能です。TikTokと同様にレコメンドで拡散される仕組みを持ちつつ、YouTubeの検索・関連動画にも表示されます。
特に、以下のようなコンテンツと相性が良く、ショートからチャンネル登録につなげられる点も、YouTubeショートならではの強みです。
- 教育系(How To/解説)
- 商品レビュー
- ルーチン・ストーリー型コンテンツ
- エンタメ型ショートドラマ
特に近年、自社の公式YouTubeチャンネルに長尺動画をアップロードし、その動画の「予告編」や「切り抜き」として短尺動画をアップロードして、そこから本編へ誘導する、というやり方が一般的となっています。短尺動画も合わせて投稿することで、長尺動画を単体でアップロードするよりも多くのユーザーにリーチしやすくなるのがメリットです。
ショートドラマ
最近では、縦型のショートドラマを活用する企業プロモーションが大きく増えています。
1〜3分の短尺ドラマに商品やサービスを自然に組み込み、視聴者の共感を高めながらブランドストーリーを伝える新たな広告手法です。
【ショートドラマ広告の特徴】
- 広告らしさが少なく自然に視聴されやすい
- ストーリー仕立てで没入感がある
- 視聴完了率が高く、CVにつながるケースも多い
- Z世代へのアプローチがしやすい
ショートドラマは、TikTok、Instagram、YouTubeショートのいずれのプラットフォームにも適しており、ブランド認知やファンの拡大に優れた効果が期待できます。ショートドラマの制作は、専門会社に依頼するのが一般的です。
関連記事:【2025年最新】ショートドラマ制作会社12選!費用の目安や選び方も紹介
縦型動画広告を制作・配信するポイント

縦型動画広告は、幅広いユーザーにアプローチできる広告手法として多くの企業で採用が進んでいます。
しかし、単に縦型フォーマットにすれば良いわけではなく、媒体の特性や視聴環境に合わせた作り方や見せ方を理解することが重要です。
ここでは、縦型動画広告の効果を最大化するために押さえておきたい5つのポイントを詳しく解説します。
ターゲット層に応じたプラットフォームを選ぶ
広告配信にはコストが発生するため、まずは予算を押さえながら、ターゲット層の利用傾向に合わせたプラットフォームを選定することが重要です。
媒体によってユーザー属性や動画の消費のされ方が大きく異なるため、効果検証をしながら慎重に運用しましょう。
【縦型動画広告の配信が可能なプラットフォーム】
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プラットフォーム |
特徴 |
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TikTok |
・10〜20代の利用が特に多い ・エンタメ性やトレンド感が重視される傾向 |
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・10〜30代の若い世代の利用が多い ・女性比率が高い ・写真や動画によるビジュアル訴求が強み |
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YouTubeショート |
・10〜60代以上まで幅広い世代に利用されている ・既存チャンネルとの連動に強み |
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・30代以上のビジネス層やファミリー層に人気 ・男性比率が高い ・長文での情報発信型のキャンペーンとの相性が良い |
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X(旧Twitter) |
・10〜40代の幅広い層に利用される ・男性比率が高い ・拡散力の高さが魅力 |
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LINE |
・日本国内で圧倒的ユーザー数を誇るプラットフォーム ・35歳以上の比率が高く、ほかのSNSでリーチしにくい層にアプローチできる |
10〜20代の若年層にはTikTok、Instagram、30代以上のビジネス層にはFacebook、幅広い層に届けたい場合はYouTubeショート、既存顧客へのリマインドにはLINEなど、目的に応じて媒体を変えるのが一般的です。
特に「新規獲得が目的の広告」なのか「既存フォロワー向けのリテンション」なのかによっても適切なプラットフォームは変わります。
自社のターゲットがもっとも多く集まる場所を見極めるほか、複数媒体の併用が必要な場合もあるでしょう。
冒頭3〜5秒で視聴者の注意を引く
縦型動画が表示される多くのプラットフォームでは、縦スワイプ(フリック)で次の動画へ簡単に移動できるUIが採用されています。
そのため、動画の冒頭で興味を引くことができなければ、視聴者は数秒以内に離脱してしまうでしょう。
広告として効果を出すには、最初の3〜5秒で続きを見たいと感じさせる工夫が必要です。
- 印象的なビジュアル、動きのあるシーンなどを最初に持ってくる
- 問題提起や結論など、キャッチーなテロップから始める
- 意外性のあるBGM・ナレーションを冒頭部分に入れる
冒頭を工夫することで最後まで視聴されやすくなり、視聴完了率の向上はそのまま広告効果につながります。
最適化されたフォーマットを選ぶ
縦型動画広告を効果的に表示させるには、プラットフォームごとの推奨フォーマットに合わせた動画制作が重要です。
TikTok・Instagram・YouTubeショートといった主要プラットフォームでは、共通して以下のフォーマットが推奨されています。
- アスペクト比:9:16
- 推奨解像度:1080×1920px
このサイズで制作すれば、スマートフォンのフルスクリーンに美しく表示され、細かい文字やビジュアルも見切れず伝わります。
また、上下の余白を埋める、重要なテロップは画面の中央寄りに配置するなどの工夫も必要です。
音なしでも内容が理解できる構成にする
縦型動画は、通勤・通学途中などに「音声オフ」で視聴するユーザーも多いです。
特にTikTokやInstagramは、自動再生時に音が出ない設定にしているユーザーに向けて、音がなくても伝わる構成を意識することが重要です。
- 説明テロップ・字幕をしっかり入れる
- 視覚的に内容が理解できるカット割りを採用する
- シンプルなアイコン・図解・アニメーションを用いる
BGMやナレーションは魅力を高める要素ではありますが、音声依存の動画は離脱につながりやすくなります。
視聴維持率や広告効果を高めるためには、音声オフでもユーザーに伝わりやすい動画の制作を意識しましょう。
広告要素は自然に組み込む
縦型動画では、強引な宣伝感のある広告はすぐにスワイプされやすい傾向があります。ユーザーの多くはエンタメとして楽しめる動画に慣れているため、広告としての押し付け感をなくし、自然な文脈で商品・サービスを伝えましょう。
特に近年注目されているのが UGC(User Generated Content) を活用した広告手法です。
UGCとは、一般ユーザーによって作られたコンテンツ(自主的に投稿したレビュー・体験談・使ってみた動画など)を指し、企業が直接発信するよりも信頼性が高く、広告感が薄れるため、最後まで見てもらいやすいのが特徴です。
UGCを促進する代表的な施策は、以下の通りです。
- ハッシュタグ投稿キャンペーンの実施
- インセンティブ(割引・ポイント付与など)付き投稿企画
- 反響の大きいUGCを企業公式SNSで紹介・シェアする
これらの施策は、特に縦型ショート動画との相性が良く、ユーザーの信頼獲得・認知拡大に高い効果を発揮します。インフルエンサーに依頼せずとも自然なアプローチで多くの投稿を生み出せるでしょう。
【2025年最新】縦型動画のマーケティング活用事例4選

近年は、多くの企業が縦型動画をマーケティング施策に取り入れており、SNSを中心に高い成果を上げています。
ここでは、実際の企業がどのように縦型動画を活用し、どのような成果を上げているのか、4つの最新事例を紹介します。
ミスタードーナツ(新商品「もっちゅりん」発売キャンペーン)
ミスタードーナツは、2025年上半期に発売した新商品「もっちゅりん」のプロモーションとして、SNS向けの縦型動画を積極的に活用しました。
TikTok・Instagramの両公式アカウントで、約16秒のショート動画を公開し、動画内で「気になったらいいねで教えてね」とユーザーに直接働きかけるCTAを採用するなど、視聴者が気軽にアクションしやすい形式にした点が特徴です。
その結果、2025年11月現在、TikTokでは1,300件以上、Instagramでは7,800件以上の「いいね」を獲得し、短期間で多くのユーザーにリーチしました。短尺ながらも商品の特徴が直感的に伝わる縦型動画は、視聴者の興味喚起につながり、SNS上での口コミも拡散されています。
たまごっち(SNS向け縦型ショート動画でZ世代にアプローチ)
株式会社バンダイの人気玩具「たまごっち」は、全世界で累計1億個以上を販売するロングセラーです。
2025年7月に新シリーズ「Tamagotchi Paradise(たまごっちパラダイス)」を発売した際、TikTok・Instagramを中心に縦型ショート動画を活用したプロモーションを実施しました。
動画では、新機能の紹介や育成シーンを実演形式で見せるなど、商品の魅力を体験型で伝える工夫が施されています。縦型動画は、玩具やガジェット系商品のプロモーションと非常に相性が良い手法です。2025年11月現在、Instagramに投稿された動画は45万回以上再生され、Z世代を中心に大きな注目を集めています。
さらに、当時たまごっちで遊んでいた20代後半~30代の層にも動画が届き、「懐かしさ」を感じたユーザーが投稿をシェアする動きも発生するなど、若年層と大人層の双方で話題化し、リブランディングにも成功しています。
NTTドコモ(Z世代向け縦型ショートドラマ)
NTTドコモは、Z世代へのブランド浸透を強化する目的で、TikTok公式アカウントにて「#等身大の青春」をテーマにした縦型ショートドラマを配信しています。学校生活や友情、恋愛など、Z世代が共感しやすいテーマを採用し、ストーリー仕立てで自然にブランドイメージを訴求しました。
この施策は大きな反響を呼び、2024年3月にショートドラマシリーズを開始してから約半年間で、フォロワー数が約26万人増加しています。短尺ながら感情移入しやすい構成と、TikTokならではの拡散力が相まって、多くの若者の心をつかむ結果となりました。
同社が配信するショート動画は、縦型ショートドラマを専門に手掛けるクリエイター集団「ごっこ倶楽部(株式会社GOKKO)」が制作したものです。広告感を抑えつつ高品質な映像を実現している点も成功の要因と言えます。
ANA(縦型ショート動画でお仕事紹介)
ANA(全日本空輸株式会社)は、航空整備士、客室乗務員、グランドスタッフなど、多様な職種の働く姿を縦型ショート動画で紹介しています。
実際の業務風景や裏側が分かるリアルな映像は、視聴者に臨場感と信頼感を与え、企業の等身大の魅力を伝える手段として効果的です。
同社のInstagram公式アカウントは、縦型ショート動画に加えて、写真のフィード投稿も丁寧に作り込まれており、ブランドとしての世界観が統一されています。フォロワーは2025年11月時点で102.5万人を突破し、高い人気を誇ります。
リアルで臨場感のある映像や、航空会社ならではの洗練された内容の投稿は、多くの若年層からのリーチを獲得しており、「ANAで働いてみたい」という声が増えている点も、縦型動画活用による成果と言えるでしょう。
注目の縦型動画を広告やマーケティングに活用しよう

縦型動画を活用した広告配信は、スマートフォン時代のマーケティングに効果的な施策です。
特に、TikTok・Instagram・YouTubeショートといった縦型動画が標準フォーマットのSNSでは、視聴者のスクロール導線に自然に入り込めるため、企業の認知拡大やファン獲得に大きく貢献します。
一方で、「どのSNSから始めれば良いか分からない」「社内で動画制作の体制を整えられない」といった課題を抱える企業も少なくありません。
株式会社セプテーニでは、商品紹介や企業PR、ショートドラマなど、多彩なジャンルのショート動画の制作・配信をサポートしております。
SNSの最新トレンドやアルゴリズムに精通した専門チームが、目的に合わせた動画戦略をご提案します。
縦型動画のマーケティング活用については、セプテーニまでお気軽にご相談ください。
執筆者
Septeni FOCUS 編集部
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