セプテーニが提唱する「統合プランナー」の重要性
- オンオフ統合

Septeni Focus 編集部

※こちらはExchangeWireより転載した過去の記事となります。
※執筆者の肩書きや部署、社内の体制含め、内容は全て取材時点のものであり、当時から変更となっている可能性がございます。
セプテーニでは、顧客企業のビジネス成長に向き合うパートナーとして、企業やサービスのブランディングといったアッパーファネルから、CRMを活用したユーザー育成までを一気通貫で捉え、オンライン・オフライン両面から統合的にマーケティングを支援しています。
私はマーケティング戦略本部統合プランニング部という部署に所属し、デジタル広告運用で培ったデータに基づいた分析力やメディア知識をベースに、オフラインの知識を加えて、オンオフ統合案件のプランニングを担当しています。オンオフを超えた統合的なマーケティングに注目が集まる中でも、あまり統合プランナーという役割についてはご存じでない方も多いのではないかと思います。
そこで本コラムでは、セプテーニの統合プランナーについてご紹介いたします。
1.いま統合プランナーが必要な理由
昨今、オフライン(マス)とオンライン(デジタル)両面からマーケティング施策を実施する重要性が増しています。
一方で、マスとデジタルで代理店やチームを分けてしまうと、マーケティング目的やKGI、KPIに対して戦略・手法・分析においての分断が生じ、効果的な連携ができないという課題も出てきます。
より効果を高めるためには、同じ目的・ゴールに対して、マス・デジタルのワンチームでマーケティングを統合的に構築することが大切です。
このように、フルファネルでプランニングを行う統合マーケティングの重要性が増すにつれ、統合マーケティングにおけるプランニング・施策実行によってビジネス課題を解決できる人材の必要性が高まっているのです。
セプテーニにおいて、こうした業務を担っているのが「統合プランナー」です。主にデジタルの知見とTVCM等のオフラインの知見を持ち合わせ、フルファネルで課題抽出から施策実行までを一貫して行っていくことが求められます。
2.統合プランナーに求められるスキルと素質
統合プランナーに求められるスキルとしては
・オンオフ横断での網羅的な知識 ・多様なマーケティング上の課題に合わせて適切なメディアプランを組み立てられるスキル ・(上記を実現する為に)顧客や協力会社、社内との連携を推進するプロジェクトマネジメントスキル |
などがあります。
セプテーニでは、これを習得するために、統合プランナーチームで独自の育成スタイルを構築し、日々ブラッシュアップを重ねています。
その育成スタイルの一例として、セプテーニでは、チームで個のスキルを伸ばすために、定量的に自己と他者からの評価をマッチさせながら成長できる仕組みを取り入れています。
具体的には、主にこの3点です。
1)個人ロードマップの策定 目指すべき先を定量・定性で言語化し、マイルストーンを設定 2)スキルマップの導入 上記をクリアするにあたっての必要スキルを洗い出し、個々人が現状を把握するとともに足りないものを身につけるようにし、3カ月に1回の頻度でチェックを行う 3)2on1の実施 日々の学びを定期的に振り返る場を設け
KPT(Keep・Problem・Try)を言語化し、対話の中で学びを最大化させる
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統合プランナーは顧客の課題を解決することが提供価値であり、顧客から課題を引き出し、伝えること(ヒアリング力・プレゼン力)や、関係者との連携・折衝といったコミュニケーション力が大事だと考えており、座学では学び切れない要素が多いのが事実です。
そのため、セプテーニでは特に知識習得後の振り返りによる経験の言語化を重要視しています。
振り返りにより経験を言語化することで、1回あたりの経験の価値を高め、同じ事象に対しての対応力だけでなく、初めて経験することに対しても自ら思考し対応できるようになってもらうためです。
また、これらのスキルの習得に加え、セプテーニでは以下の素質も大切にしています。
・顧客について深く理解し、まだ満たされていないニーズや問題を発見して解決できる ・競争力を発揮するために、プロフェッショナルとして専門性を磨き続けられる ・スピードを強みにしながら、最善策をご提案しつづける ・顧客のビジネス成長に誰よりも強くこだわり抜ける ・新規事例の創出など新しいチャレンジが好き ・定型業務だけではなく、柔軟性を求められる環境を楽しめる |
3.幅広い経験を強みに、会社の最前線を担うマーケターへ
4.最後に
執筆者

Septeni Focus 編集部
「Septeni FOCUS」は、Septeni Japan株式会社が運営するマーケティング担当者のためのメディアです。